養老町の農業紹介

養老町の農業
岐阜県養老郡養老町

養老町の農業は、岐阜県下2位の水田耕作面積を誇る水稲作が中心で、
トマト、いちご、花卉(かき)、ふき、柿などがあり、畜産物では卵、牛乳、肉牛を生産しています。

養老町で主に作付けされている品種は「ハツシモ」です。「ハツシモ」は、良食味米品種として名高い「旭」の系統をひく、大粒・良食味の銘柄米です。過去には「日本穀物検査協会」の食味評価で、暖地品種としては唯一の2年連続で特Aランクに格付されました。

豊かな地下水を養分に伸び育った「こうこうしいたけ」も養老町の孝子伝説から名づけられました。無農薬で通年ハウス栽培され、肉厚でボリュームがあることが特徴です。

ハツシモ

菊水泉

農産物ではありませんが、養老公園内のあちこちの売店で売られている「養老サイダー」は、日本最初のサイダーといわれる養老サイダーの当時のレシピを用いたものです。

養老サイダー

今も菊水泉の水から取水し、当時と同じ香料、王冠、ラベルなど、外観についてもほとんど当時のまま復刻しています。

また、農作物を素材とした養老町の伝統工芸品として、町のシンボルにもなっている瓢箪(ひょうたん)は全国的に有名な特産物です。

養老の滝に由来する「孝子伝説(養老の滝の物語り)」の主人公、源丞内(げんじょうない)が滝の水を持ち帰るのに使ったのが瓢箪で、養老町では町のアイデンティティを表すシンボルとして親しまれています。

有名な特産物はひょうたん

養老の滝

養老町は、岐阜県の西南部、濃尾平野の西端に位置しています。

平野が広がる東部では肥沃な土壌に恵まれて大部分が農地として利用されている一方、この養老山地は水が豊かで、「滝の水がお酒になった」という孝子伝説の滝として知られている「養老の滝」の存在は言うまでもないでしょう。

また、養老町の象徴的存在である養老公園は、1880年開園という都市公園では屈指の歴史ある公園です。

養老の滝を中心に飛騨美濃さくら33選に選ばれた桜、環境省のレッドリストに載る淡水魚のハリヨなど四季折々のさまざまな資源に恵まれていることでも知られています。

養老公園

ご質問・お問い合わせもこちらから

体験プログラムのお申込みはこちら